きょうDo!のまちづくり文化祭 子育てサークル 発表 その5

最後です。


5、阿部久美子さん


私からは、OGとして今どのように現役メンバーの皆さんと関わっているかについて、これまでの活動の様子を交えながらお話したいと思います。

まず、おもしぇ~なは、2004年に立ち上げられました。それから16年、代々代表を引き継ぎをしながら継続している子育てサークルです。

しかしながら、サークル活動頑張っているねと言ってもらえるようになったのは、こく最近のことで、以前は、「子どもと遊ぶママ達のお遊びサークルなんでしょ」とか、「その類のサークルさんのポスターはうちでは掲示できません」などと言われることもあり、落ち込む日々もありました。私たちの活動って世の中でなんの役にもたっていないのかな・・・と。

そんな時、「おもしぇ~なの活動はちゃんと子育て支援の役割を担っているのだから、自信をもって活動を続けていいんだよ」、と背中を押してくださったのが、岩出山地区公民館と岩出山地域づくり委員会の方々でした。その後押しがきっかけとなり、2017年に“岩出山の子育て世代を支援するサークル”として、大崎市社会教育関係団体に登録いたしました。

現役メンバーは、これまで通りサークルメンバー内での活動を行い、OGメンバーは、活動のサポートと、地域の方々どなたでも自由に参加できるイベントの開催をして、サークルの存在を認知・周知してもらえるよう活動しております。


おもしぇ~なの活動をするうえで、地域づくり委員会の皆さんのご協力は特に大きく、例えば、パン作り教室の際には、託児ボランティアに駆けつけてくださったり、クリスマス会の時にはサンタさんの役を引き受けてくださったり、夏祭りの時には、急なお願いだったにも関わらず、本格的な流しそうめんを準備してくださいました。子育て部会では、子育て調査で親子ミュージカルの鑑賞会も実現してくださいました。

私達だけでは解決できないことも、委員会の皆さんはいつも私たちに寄り添って一緒に打開策を考えて下さいます。


また、岩出山100縁商店街の時には、ハロウィンが近かったので、仮装パレードを企画しました。そのパレードで、「あめ玉ひとつでいいので、子ども達にプレゼントしてもらえないでしょうか」と店舗や出店者の方にお願いしに伺ったところ、みなさん即答で快諾してくださいました。そして当日は、あいにくの雨模様ではありましたが、子ども達は両手に抱えきれないほどのお菓子を頂きながら、大喜びで商店街の中を歩きました。

地域の方々はとても温かく、子ども達のために何かをしてあげたいと思ってくださっている方がとてもたくさんいらっしゃるんだということを実感しました。


このように私たちの活動は、地域の皆さんにたくさん助けられ支えられて成り立っています。私たちOGは、若い子育て世代の方たちに、このまちは地域の方々が温かく見守ってくれているから安心していいんだよということを伝えられるようなネットワークを広げていきたいと思っております。

同じ世代同士の横のつながり、先輩ママたち後輩ママたちとの縦の繋がり、そして、行政や地域の方々と協力し合う斜めの繋がりを大切に活動していきたいと思っております。


最後に私たちが今後望むことは、今取り組んでいる『ふれあい広場』が常時開催になることです。今は、スコーレハウス和室の空室状況や会場準備の人数確保の都合上、月2回だけしか開催できていませんが、このふれあい広場が毎日いつでもオープンしているなら、子育て中のママたちにとってどんなに心強いことかと思います。

立派な施設も環境も遊具も無くたっていいんです。いつでもだれでも自由に利用できるお部屋が一つあるだけで十分なんです。ママと子ども達の居場所を守りたいと願っています。


子育てサークル「おもしぇ~な」さんの皆さんが発表してくださったのは、昨年の2月でした。

まだコロナ禍になる前で、この頃に比べて、子育て世代の環境がより厳しいものとなっています。

地域の宝である子ども達、そしてパパママ達を、地域みんなで応援していきたいですね。



コロナ禍ではありますが、おもしぇ~なさん達は感染対策を十分に行いながら、現在も時々集まって交流されているそうです。ご興味ある方は、下記までお問い合わせください。

 

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いわベビネット

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